奈良自治体問題研究所 第25回総会 開催「研究活動を強めて会員を増やそう」

投稿者: | 2024年2月16日
奈良自治体問題研究所の第25回総会が1月28日、大和郡山市市民交流館で行われました。井上昌弘さんを議長に選出し、出席会員22名、委任47名で大会が成立していることを確認しました(出席会員は最終的に28名)。松村理事長の冒頭あいさつの後、城事務局長より活動報告、竹本事務局員より決算報告、砥出監事より会計監査報告がなされ承認されました。続いて新年度の活動計画案、予算案、役員案が提案され、それぞれ承認されました。   参加者から次の発言がありました。
①自治体DXを把握しているのかとの質問があり、天理市ではスマホで印鑑登録証明書等を取れるようになった。危険だからと反対したが、他に反対する者はいなかった。奈良市では、マイナンバーカードの交付に絡んで情報漏洩事件が起こった。カード申請があまりにも多く集中し、職員の協力体制が悪かったことに原因があった。また、デジタル化により標準化を要求され、独自施策がカットされているとそれぞれ回答されました。自治体 DXは全ての自治体で進められています。自治体の組織、独自施策、個人情報保護等がどうなっているのか、把握が大切です。
②奈良でもリニアの環境アセスが始まった。リニアの学習を進めるべきだ。   維新の山下知事が前知事の事業を見直していますが、山下知事がどのような行政を行うのか、注意深く見守る必要があります。また、財政分析、リニア、防災、自治体DX・・、学習研究することがたくさんあります。新しい地域社会を展望することが私たち自治研の目標、課題です。コツコツと地道に調査研究し、提案できる能力をつけていきましょう。

こんなテーマの講演を聞きたい、こんな研究をしようという具体的な活動の提案をお願いします。自治研活動への参加よろしくお願いします

新しい役員体制です

理 事 長: 松村 教男
 副理事長: 川本 雅樹
常務理事(事務局長):  城  孝至
 理 事:  井上 昌弘、柴田 勝久
      中尾 一郎、古川 利通
         前  圭一、八尾 春雄
       山崎 直幸、山本 直子
  監  事:  小峠 憲司、砥出 恵市
 顧  問:  小井 修一、吉田 恒俊   
 (50音順、敬称略、全員再任)
   退任された 中村篤子さんご苦労様でした。

 総会後、冨田宏治先生(関西学院大学法学部教授)による記念講演「維新政治の本質 組織化されたポピュリズムの虚像と実像」が行われました。(講演内容は別掲)

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