<お知らせ> 「リニア中央新幹線計画を考える」学習会 

投稿者: | 2023年2月18日

東京・名古屋間で建設工事が始まり、工事が進む沿線各地で、水枯れ、陥没事故、土砂崩れ、車両火災等様々な事故や問題が発生しており、住民の権利の侵害や住民間の対立等、地域社会に深刻な問題が生じています。

  奈良県はリニアに前のめりであり、名古屋・大阪間では予定より早く環境アセスメントが行われようとしています。リニアに関しては、電磁波による健康被害、膨大な電力消費、交通機関としての在り方、財政負担、環境破壊等、様々な問題点が指摘されています。「夢の超特急」か「悪夢の超特急」か、奈良に必要なのか、名古屋・大阪間は必要なのか。今議論する時です。「(仮称)リニアを考える奈良県連絡会」の結成も準備されています。

日 時:3月15日(水)午後2時~

場 所:奈良県教育会館大会議室(奈良県文化会館西隣)

講 師:柳井 真結子 氏(国際環境NGO FoE Japan  開発金融と環境 委託研究員)

報 告:今井 光子 氏(奈良県会議員)

  主 催:奈良自治体問題研究所 

FoEとは、 Friends of the Earth、地球の友達、「開発による被害をなくす」「エネルギーを見直す」「気候正義を実現する」「生物多様性を守る」目指して活動する団体です。リニアに関しては、リニアがもたらす未来は、今、私たちの目指す持続可能な未来とは一致しません。国内最大級の開発事業となるリニア事業には、独特な地形・地質を有し、固有種や絶滅危惧種も多く生息する南アルプスの貴重な生態系の破壊、何十万人もの人々の命や生活の源となる地下水や河川水量への影響、土砂崩れ等の甚大な自然災害リスクの増加、大都市集中の促進、地方のインフラ開発依存、沿線住民の権利の侵害、エネルギーの大量消費、公共交通機関としての安全性への疑問など、様々な犠牲やリスクが伴っていることを、私たちは見過ごしてはならないと強調されています。

※ コロナ感染症の感染状況によっては開催状況を変更する場合があります。
  その場合は当ホームページ等でお知らせします。

なお、2011年小井修一氏論文、2015年上岡直見氏講演会概要を下記に添付しましたので、ぜひご覧ください。

2011年7月 小井修一氏論文

2015年2月 上岡直見氏講演会概要

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